栄養ドリンクを飲んで倦怠感を感じる3つの理由

栄養ドリンクを飲んで倦怠感を感じる3つの理由について詳しくお伝えします。

栄養ドリンクを飲んで倦怠感を感じる3つの理由とは?

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 疲労回復のために飲んだ栄養ドリンクで逆に倦怠感を感じるということはないでしょうか?

 

実は栄養ドリンクに含まれているある成分が倦怠感に関係しているんです。

 

そこで、今回は栄養ドリンクを飲むことによって引き起こされる倦怠感について詳しくお伝えします。

 

栄養ドリンクを飲んで倦怠感を感じる理由

 

 

栄養ドリンクを飲んで倦怠感を感じる理由は主に3つあります。

 

まずはカフェインです。

 

ご存じのようにカフェインには覚醒作用があり、眠気を覚ます効果があります。

 

眠気が覚めて一時的にシャキッとした気持ちになりますが、根本的な疲れは取れていないんです。

 

次に微量のアルコールです。

 

栄養ドリンクには微量のアルコールが含まれるものが多く、アルコールによって高揚感を感じて疲労を一時的に感じなくなります。

 

これも一時的に疲労を感じなくなっているだけで根本的な疲労は取れていません。

 

最後に多量の糖分です。

 

栄養ドリンクには多量の糖分を含むものが多く、多いものだとスティックシュガー7本分にも及ぶといいます。

 

一度に多くの糖分を摂ると、血糖値が急上昇します。

 

すると、インスリンが分泌されて血糖値が下がります。

 

実はこの時にどっと疲れが押し寄せてきます。

 

つまり、栄養ドリンクは根本的な疲労回復にはなっておらず、元気を前借りしただけなので、2~3時間後に疲れがドッと押し寄せ、倦怠感を感じるのです。

 

疲労は栄養不足が原因じゃない!

 

 

疲労についての研究が進み、現代人の疲労は栄養不足によって起こるのではなく、活性酸素による酸化ストレスによって起こることが分かってきました。

 

私たち人間は、体内に取り込んだ酸素を細胞内で燃焼してエネルギーを作り出し、それを使って活動します。

 

この過程の副産物として発生するのが、活性酸素です。

 

この活性酸素は、通常、細胞内に存在する抗酸化物質によって除去されるため、普通の活動量ではそれほど問題になりません。

 

ですが、オーバーワークなどによりエネルギー生産が多くなると、それに伴って活性酸素も多量に発生し、抗酸化物質による活性酸素の除去が追い付かなくなります。

 

その結果、細胞内に残った活性酸素が細胞内の様々な箇所を傷つけて、細胞の機能が低下し、疲れを生じさせるのです。

 

運動による負荷の場合は主に筋肉の細胞が、ストレスなど精神的な負荷の場合は脳や神経の細胞が傷つき、疲れを感じるようになります。

 

疲労回復に抜群の効果がある成分

 

 

活性酸素によって傷ついた細胞は質の良い睡眠によって修復され、疲労が回復します。

 

ですが、様々な事情で十分な睡眠時間が確保できなかったり、質の良い睡眠が取れていない方が多いのも事実です。

 

2003年から始まった産官学18社が連携した抗疲労プロジェクトの中で疲労回復に効果があるといわれる23種類の食品成分の研究が行われました。

 

その中で最も高い抗疲労効果が認められたのがイミダゾールジペプチドという聞き慣れない成分でした。

 

イミダゾールジペプチドは約1万1千キロの距離を無着陸で飛び続けることができる渡り鳥の羽の付け根の筋肉に多く含まれる成分です。

 

私たち人間もこのイミダゾールジペプチドを日常的に摂取することで疲れにくい体を手に入れることができるというのです。

 

イミダゾールジペプチドを日常的に摂るには

 

 

疲労回復に抜群の効果があると言われるイミダゾールジペプチドですが、1日200mgを2週間摂り続けることで疲労回復効果を実感できるといいます。

 

最も効率的にイミダゾールジペプチドを摂るには鶏の胸肉が最適ですが、それ以外の食べ物にもイミダゾールジペプチドは含まれています。

 

イミダゾールジペプチドが含まれる食べ物には以下のようなものがあります。

 

鶏の胸肉

 

 

100g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。

 

低脂肪・低カロリーで良質なタンパク質も摂取できます。

 

イミダゾールジペプチドは熱に強く、炒めても、揚げても変質しないので唐揚げでも蒸し鶏でも何でもOKです。

 

豚ロース肉

 

 

130g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。

 

ビタミンB群や亜鉛などの必須栄養素も含まれています。

 

イミダゾールジペプチドが含まれるのは筋肉の部分なので、赤身を選ぶようにしましょう。

 

カツオ刺身

 

 

150g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。

 

タンパク質を多く含み、血合いの部分にビタミンB群、鉄分などの必須栄養素が含まれています。

 

もも

 

 

300g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。

 

ささみ

 

 

200g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。

 

牛肉

 

 

400g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。

 

イミダゾールジペプチドを手軽に摂れるドリンク

 

 

疲労回復&予防にイミダゾールジペプチドが良いのは分かったけど、「毎日食べ続けるのは大変だなぁ~」と思った方もいらっしゃるでしょう。

 

実はイミダゾールジペプチドを手軽に摂れる「イミダペプチドドリンク」というドリンクもあります。

 

1本300ml中に200mgのイミダゾールジペプチドが入っていますので、無理なく毎日続けられます。

 

今なら、10本入りお試しセットが980円(税込・送料無料)で購入できますので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?

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まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は「栄養ドリンクを飲んで倦怠感を感じる理由」についてお伝えしました。

 

最新の疲労研究の結果、栄養ドリンクは根本的に疲労を回復するものではないことが分かりました。

 

栄養ドリンクは「ふぁいと~いっぱつぅ~」の危機的状況の時に一時的に疲労感を消し去ってくれるの飲み物です。

 

飲むタイミングを間違えないようにしたいですね。

疲労回復には質の良い睡眠が一番

疲労回復には栄養ドリンクでもなく、スタミナ料理でもなく、質の良い睡眠が一番です。

 

疲労は活性酸素が脳や筋肉の細胞を傷つけることで起こりますが、損傷した細胞は良質な睡眠によって修復されます。

 

睡眠時間が短かすぎたり、質の良い睡眠が取れていないと細胞の修復が間に合わず、どんどん疲労が蓄積していくことになります。

 

質の良い睡眠を妨げる原因として、「いびき」、「寝汗」などがあります。

 

「いびき」、「寝汗」とも本来は休む時間である自律神経に残業をさせているようなもので、眠っているのに運動しているのと同じ状況を作り出しています。

 

思い当たる節がある方は「いびき」と「寝汗」の対策を行いましょう。

森林浴は疲労回復に効果あり!

最新の疲労研究によると、森林浴には疲労を回復させる効果があるそうです。

 

その理由は「ゆらぎ」です。

 

森林の風の向きや強さは一定ではありませんし、鳥のさえずりや川のせせらぎも一定ではありません。

 

このような「ゆらぎ」には疲労を回復させる効果があると言います。

 

慢性的な疲労に悩まされている方は休日に森林浴に出かけてみてはいかがでしょうか?